ストーカー対策ガイドブック
ストーカーのタイプ
復讐型
復讐型のストーカー被害は恋愛型の次に多く見られ、警察に届けられたストーカー犯罪の約3割を占めます。
ストーカー規制法の第2条では、「特定の者に対する恋愛感情とその他の好意の感情が満たされなかったことに対する怨根の感情を充足する目的で特定の者またその配偶者、親族などに対しておこなうつきまとい等の行為がストーカーの定義にあたるとして規制することができる」としています。
しかしこの復讐型ストーカーの問題点として、ストーカー規制法が適用されるものは、恋愛や好意の感情が満たされなかったことが原因によるストーカー行為に限られてしまうことが挙げられます。解雇などを理由に逆恨みによるストーカー行為では規制法が適用されず、他の法律によって対処をしなければならなくなります。
被害者側にストーカー行為の原因が明らかにある場合、第三者によるストーカーとの話し合いによって解決するケースもありますが、復讐型のストーカーは被害妄想が強く、精神的に問題を抱えている可能性も考えられるため、警察の介入や禁止命令の発令など段階的に手続きをおこなうことが有効であると思われます。
しかし、ストーカー行為がエスカレートして身の危険を感じるような場合であれば、告訴をするなど迅速な対応が必要となります。復讐型のストーカーに対してこちらの意思を伝える際、被害者側に原因があることも考えられるので、言動や内容証明の文面などには細心の注意をはらうようにしなければなりません。
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